WSLgのOpenGLアクセラレーション ― 2025年05月22日 18:30
ディストリビューションはDebian12とし、mesa関係はbackportsの新しいバージョン(Mesa 25.0.4-1~bpo12+1)にアップデートしています。
WSLgは、d3d12とLLVMpipeの両方で動かすことができ、コマンド操作により切り替えができます。
export GALLIUM_DRIVER=d3d12 or llvmpipe
d3d12を使用するとGPUの負荷が上がり、 ソフトウェアレンダリングのLLVMpipeを使用するとCPUの負荷が上がります。
マイクロソフトの記載のあった項目(GpuTest 0.7.0のピアノ)は、WSLg+d3d12によりフレームレートが上がります。
https://devblogs.microsoft.com/commandline/wslg-architecture/#system-distro
しかし、項目によっては、LLVMpipeと大差こともありますので、GPUアクセラレーションの効果は、アプリの作り方次第です。
なお、ノートパソコンのように複数のGPUがある場合は、以下のコマンドによりGPUを変更できます。
export MESA_D3D12_DEFAULT_ADAPTER_NAME=NVIDIA or INTEL
詳細は、Qiitaに投稿しましたので、ご参考まで。
https://qiita.com/HD_mount_Music/items/701559d57787a2f183c9
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