EasyIstr (FrontISTR) on WSL2 ディストロ ― 2025年03月19日 18:32
エンジニア向けの記述ができるQiitaに投稿しました(これが2件目です)。
Xのアカウントで手抜き登録したので、Xの名前がそのまま引き継がれました。
https://qiita.com/HD_mount_Music/items/e2725bff8ce435fbf1ef
本ブログよりもQiitaのページの方が読みやすいと思います。
要約すると、
操作の体感が速く、Intel-MKLのCluster Pardiso直接法ソルバーが使用でき、アップデートが簡単にできます。
基本的なもの、マニアックなカスタマイズ項目を説明しています。
導入は、zipファイルを解凍して、インポートすることでできます。
ユーザー名: easy パスワード: istr
非常に脆弱なパスワードですので、passwdコマンドにより速やかに変更をお願いします。
MMGなどのライブラリが充実したElmerビルドスクリプト ― 2025年03月20日 18:28
例えば、小生のXの熱伝導解析を電場解析に変更した例。
https://x.com/HD_mount_Music/status/1900822790200324483
Mmgを利用しているプロジェクトで有名なのは、ElmerとGmsh(どちらもFreeCADにデフォルトで入っています)と思います。
Salomeに慣れてしまったので、Gmshは難しく感じています。
Gmsh and the SDK with pipのバージョンを入れて、ネイティブとPythonの両方から操作できるようにしましたが、挫折の連続です。
ElmerCSCのgithub(elmerfem/fem/tests, elmer-elmag, elmer-linsys)にMMG活用した例があり、どのような機能か試すことができます。
熱伝導解析と静電場解析でした。
https://github.com/ElmerCSC
最初の勉強用としてelmerを用いる敷居を下げたいと思い、スクリプトを整理しました。
また、設定済ですぐに使えるWSLディストリビューションを準備しました。
以前に作ったものは、Intel-MKLのPardisoのためにコンパイルを繰り返し、イメージが膨れ上がって約10GBになってしまいました。
Pardisoはあまり有用でなく、コンパイルが非常に難しくなるので、あきらめて少ない回数のコンパイルとして、膨張を抑えました。
さらに、tarファイルであったものを、tar.gzファイルをzip圧縮することで、最終的にダウンロードするファイルサイズは、約1.8GBになりました。
導入手順は
1. 圧縮ファイル"ElmerWSL_Deb12_202503.zip"を私のOneDriveからダウンロードする。
https://1drv.ms/u/c/ca3fad7a4b4217c1/EWMBXK6DuPJEqKfmEvr3zt0BCFrDRkJ6PX3MSY12qo1suQ?e=nYfOy7
2. 解凍すると、以下のファイルができます(本家のフォーラムを主に考えているの英文です。すいません)。
- "ElmerWSL_Deb12_202503_build_by_Scripts.tar.gz"
- "ReadMe1st.txt"
- "ReadMe1st.md"
3. tar.gzファイルをWSLにインポートする。
<DistroName> <InstallLocation> <InstallTarFile>
wsl --import ElmerWSL-2025 C:\ElmerWSL C:\path\to\downloaded\file\ElmerWSL_Deb12_202503_build_by_Scripts.tar.gz
詳細情報は
Qiita:
https://qiita.com/HD_mount_Music/items/2695e7480c9585aaf632
Elmer本家のフォーラム(英語):
https://www.elmerfem.org/forum/viewtopic.php?t=8590
https://www.elmerfem.org/forum/viewtopic.php?t=8591
報道の気概-中日新聞社説 ― 2025年03月21日 08:33
しかし、差しさわりの無い過去の実績を紹介して、本音を想像してほしいとのスタンスに感じます。
旧統一教会問題、自民党の裏金問題、ジャーニーズ問題、中居正広氏の問題など、表面化するまで報道を避け、相変わらず既得権益を守ることを優先しているように感じます。
太平洋戦争(中国、東南アジア諸国を含む広い範囲です)において、メディアは真実を語らず、結果的に戦争継続に加担した過去の実績から学んでほしいです。
大問題となる前に真実を報道して、被害の拡大を食い止めるのがジャーナリストの役割ではないでしょうか。
海外や社説に挙げられた人は、会社員(あるいは従属する組織の人)である前に、ジャーナリストでありたいとの信念があります。
New York Timesの記載がありますが、以下のように政権やIT巨人に媚びを売らずに自分たちのジャーナリズムの信じる道を進んでいます。
トランプ大統領から極左メディアと牽制されていますが、しっぽを振るようなことをしていません。
ニューヨーク・タイムズは、2023年12月27日にOpenAIとマイクロソフトを著作権侵害で提訴しました。訴状では、OpenAIが数百万件の記事を無許可で利用して言語モデルを開発し、ニューヨーク・タイムズの事業を損なっていると主張されています。
Qiitaへの投稿(構造解析用WSLディストロ、1D-CAE) ― 2025年03月23日 17:04
Debian 12をベースにIntel oneAPIのMKLとMPIを組み込んでビルドしたバージョンを既に紹介しましたが、もっとコンパクトにしてほしいとの要望がありました。
ファイルサイズを小さくすることを目指して、FrontISTRの公式サイトのUbuntu 22.04のバイナリファイルを用いて構築することにより、配布用のzipファイル1.4GBとなりました。アップデータが全てバイナリファイルで行うことができるのでお手軽だと思います。
Intel MKLの直接法ソルバー"Pardiso"を使用されるのであれば、従来のソースコードからコンパイルしたものが快適だと思います。
wslのUbuntuにgnome-terminalのバグがありxfce4-terminalに変更しています。
EasyIstrが修正されるまでは、アップデートを行ったときに
/opt/easyIstr/easyistr_main2.pyの17240行目を
comm = "gnome-terminal -- bash --rcfile run &"
→ comm = "xfce4-terminal --command='bash --rcfile run'" に変更する必要があります。
詳細は以下URLに記載しています。
https://qiita.com/HD_mount_Music/items/dec3c980ed82454166c7
2.オープンCAE勉強会【岐阜】への投稿資料
岐阜高専の柴田良一先生が取り組んでいる「オープンCAE」に関する情報を発信している題記のサイトが、2025年3月28日で閉鎖されるとのことです。必要に応じて順次データを移動するとのことですので、再度見ることのできる内容や時期が不明です。
OpenCAE Users Wiki:3月28日まで
http://opencae.gifu-nct.ac.jp/pukiwiki/index.php?OpenCAE%20Users%20Wiki
それ以降の移行先
https://opencae-dalab.org/
小生が発表した資料のうち、現在でも利用価値がありそうなもの(1D-CAE関連資料、フリーソフトによる偏微分方程式計算)の保管庫として、投稿いたします。
詳細は以下のURLに記載していまっす。
https://qiita.com/HD_mount_Music/items/f9172980a7edb7ab1483
コーヒーの淹れ方 ― 2025年03月25日 20:57
このところ、気温が上がったので、すっきりとした味にするため、ペーパーとCoresの金属メッシュを用いることが多いです。
通常は多めのお湯を沸かして、たっぷりのお湯をドリップポットに入れて、抽出すると思います。
我が家では古いマンションで水がまずいのでミネラルウォーターを用いています。
先に水を計量してからお湯を沸かすので、お湯の量が少ないとき抽出温度が下がりすぎます(≒一人分のとき)。
山用のクッカーから、1分くらいはCoresやハリオのドリッパの上の、ウェーブドリッパーに注ぎます。
120°毎の三つ孔からお湯が落ちる構造なので、ウェーブドリッパーを少しずつ回転させていれば、比較的均等にコーヒー粉が湿潤しています。
クッカーのお湯が少し減れば注ぎやすくなるので、ウェーブドリッパを外して、クッカーから直接お湯をかけます。
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