自己流カプチーノ風コーヒーの作り方2025年02月06日 16:50

コーヒーはブラックで飲むことが多いです。泡立ちミルクを使うとガラリと雰囲気を変えることができます。

やや深煎りの苦めのコーヒーがあれば、以下の手順でカプチーノ風コーヒーを作ることができました。

1. やや深煎りのコーヒー豆
2. サーバーにコーヒーの粉を入れ、熱湯を注ぐ
3. 別途、ハリオのクリーマー・キュートで泡立ちミルクを作る
4. サーバーのコーヒーをCoresゴールドコーンフィルタで濾しながらマグカップに注ぐ
5. マグカップのコーヒーの上にミルクを乗せる

メタルドリップよりも浸漬法の方がクレマが出やすいと思います(エスプレッソにはほど遠いですが)

牛乳は、乳脂肪が多い方が泡立ちが良いと思います。

ブラックコーヒーのときの後片付けは、手抜きして水洗いで済ますことがありますが、ミルクを使うと洗剤でのスポンジ洗いが必須となります。

Salome Platform 9.14.02025年02月11日 17:14

オープンソースの構造解析ソフトとして、フランスの電力会社 EdFのSalome-mecaが有名です。

ソルバーのCode-Asterの除いた、Salome Platformが2025年1月付けでアップデートされていました。

今回は、以下の機能追加・改善(MS-Copilotにより機械翻訳しました)が含まれています。

GEOM
• 部分オフセット: 新しいモード「部分オフセット」が追加され、特定の面をオフセットすることが可能になりました。

SHAPER
• 構築グリッド: スケッチ作成時に役立つグリッドを定義でき、スケッチ要素をグリッドノードに「スナップ」することが可能です。
• スケッチ制約ブラウザー: 「スケッチ制約ブラウザー」が追加され、既存の制約を表示、選択、削除、一時的無効化、およびパラメーターの編集が可能です。
• オフセット: GEOMと同様に、「オフセット」と「部分オフセット」の2つのモードが追加されました。
• 厚さ: 「シェルを厚くする」と「中空固体」の2つのモードがあります。

MESH
• SMESHのインポートファイルの再読み込み: インポートされたメッシュを再読み込みし、表示を更新できます。
• SMESH_PYPLUGIN_DIR: 動的にプラグインを追加するための環境変数「SMESH_PYPLUGIN_DIR」が追加されました。
• メッシュのブーリアン演算: メッシュ間のブーリアン演算(和、交差、差分)が可能なプラグインが追加されました。

MEDCOUPLING
• 形状認識: 入力メッシュの三角形をエリアに分割し、平面、球、円筒、円錐、トーラスの形状を認識します。
• 不確実性量の計算: 数値シミュレーションから得られるフィールドの不確実性量を計算するための新しいモジュール「MEDCouplingIterativeStatistics」が追加されました。

その他の改善
• SHAPERとGEOMの機能検索: Ctrl+Shift+Spaceショートカットで、ダイアログボックスから機能を名前で検索することが可能になりました。
• ショートカットの定義: ショートカット定義用のパラメータータブが改善されました。
• 三正方向柱のテキストパラメーター: 3Dビューアーで三正方向柱のテキストのフォントや色を変更できるようになりました。

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添付図はGEOMのPartial Offsetです。
左側が従来からある全面のオフセット(エッジが丸くなる)
右側が部分オフセット(元円筒の側面を横、その後に上面をオフセット)

SalomeからPyramidメッシュのエクスポート2025年02月17日 16:46

先端に-Z方向の荷重をかけたときの変形(上がElmer、下がSalome-Meca)
オープンソースのCAEソフト「Elmer」での作図とメッシュの作成は、GmshとSalomeを使用するユーザーが多いとのことです。
https://www.elmerfem.org/forum/viewtopic.php?t=2023

Gmshは、GUI操作よりもネイティブもしくはPythonのスクリプト言語で操作するイメージで敷居が高いです。GetStartedElmerのChapter 9
Elmer and External Toolsに基本的な使用方法が記載されています。
http://www.nic.funet.fi/pub/sci/physics/elmer/doc/GetStartedElmer.pdf
私にはGmshが難しくて、Salomeを使うことが多いです。

Elmerで直接読み取ることができるメッシュの形式はunvファイルですが、Pyramid要素を変換できません。このため、六面体と四面体の混合メッシュではエクスポートできない問題があります。

以下の二つの方法で正常に認識して、Elmerで計算できました。
なお、どちらの方法も2次要素にする場合は、一次要素を作り、ElmerGridのコマンドで2次要素に変換するのが無難です。
ElmerGrid xx 2 Mesh_1.zzz -autoclean -increase

(1) Salomeから、faces+solids要素出力を指定してmed形式でエクスポート。Gmshに取り込みmsh(Ver.2、ASCIIフォーマット)でエクスポート。
ElmerGUIからPyramids要素 (605)として読めます。

(2) フォーラムに投稿されたスクリプトを使用する
Salomeからメッシュファイルを選択した状態でsalomeToElmer.pyのスクリプトを実行する。
https://www.elmerfem.org/forum/viewtopic.php?t=7084
https://github.com/jvencels/salomeToElmer

salomeToElmer.pyの修正(古くて推奨されない記述のためWarningが表示される:189行目)
if len(parents) is 2 and elemTypeNbr is not 202:
if len(parents) == 2 and elemTypeNbr != 202:

メッシュのフォルダ(Mesh_1)にentities.sifが作られないので
ElmerGrid 2 2 Mesh_1 -autoclean
を実行。

オープンCAEソフトによる熱応力解析2025年02月26日 17:19

下からSalome-meca, EasyISTR, Elmer, PrePoMax
オープンCAEソフトは無償で使用できますが、サポートがありません。
結果に自信を持つために複数のソフトにより、比較することが望ましいと思います。桁間違いなどの基本的なミスを気づく機会が増えます。

EasyISTR5操作マニュアル4.11
熱伝導解析(静解析)および熱応力を用いて、4種類のソフトを比較しました。

モデル
全体が100 x 50 x 10 mmのAl材の中心部に、50 x 40 x 10 mmのGlassが埋め込まれた形状。
メッシュは1mmの六面体要素にしています。
片側の温度が20℃、反対側に1e5W/m^2の熱流束を加える。

操作方法
Salome-meca: Xに方法をアップロードしました。
https://x.com/HD_mount_Music/status/1894354588851191874

EasyISTR: メッシュを細かくした以外はマニュアル通り

Elmer: フォーラムに記載されている熱応力解析を参考にしました。

Variable = "Displacement"
Variable DOFs = Integer 3
https://www.elmerfem.org/forum/viewtopic.php?p=30463&hilit=thermal+stress#p30463
https://x.com/HD_mount_Music/status/1893635765487190179

PrePoMax: 以前Qiitaと電子書籍により使用したことがあったので、直観的に操作できました。

結果
温度、変位は同じになりました。

Coplilot (Microsoft 365)によるプレゼン資料作成2025年02月27日 16:57

今年から、個人向けのMicrosoft 365からCopilotが利用できるようになりました。

マイナーすぎる内容では、できばえを期待することができませんが、CAE用のCADをテーマにして作ってもらいました。

じっくり見ると、おかしな部分がありますが、内容はわかります。
読み上げ原稿まで、作ってくれます。
末尾にパワーポイントファイルのダウンロード先を示しますが、見出しは以下の通りです。

CADのフリーソフト: CAE用シンプルモデル作成のための選択肢

CADとCAEの基本概念
  CADとは何か
  CAEとは何か
  CADとCAEの連携

2D-CADのフリーソフト
  Solid Edge 2D Drafting ST9の特徴と利便性
  利便性と寸法精度の重要性
  他の2D-CADフリーソフトの紹介

3D-CADのフリーソフトの現状
  FreeCADの進化と課題
  Salome platformによる複雑モデル作成
  Designspark Mechanicalの制限と利便性

商用ソフトの魅力と高価な現実
  Autodesk Fusion 360の利便性と制限
  商用ソフトの費用対効果の考察
  個人利用の現状と課題

その他のツールとアプローチ
  MiSUMi Framesによる部品エクスポート
  Blenderの操作性と難易度

インターネット上のリソースとコミュニティ
  効率的なワークフローの構築
  異なるソフト間のデータ連携の工夫
  使いやすさと精度のバランス

今後の展望と期待される技術革新

パワーポイントスライドは、以下の私のOneDriveにアップロードしました。
https://1drv.ms/p/c/ca3fad7a4b4217c1/EYXzmX3pWOhMofpoWzTJBqUB7eOGgrQjNPy4cxEi8xCkSg?e=6pv6fE