中国・韓国との関係改善を2024年04月07日 11:48

「中日新聞に日米安保条約が廃棄される日」の記事があった。

この記事を読んで「中国・韓国との関係改善」が最も必要だと感じました。

以下は、Xに投稿した内容です。

日本政府や原発関係者に足りないのは、P.F.ドラッカーの「インテグリティ(真摯さ)」
原発汚染水排出問題や戦争責任に対して誠意のある対応をすれば、中国・韓国との関係改善が可能
また、国連・欧米の社会システムを参考にして、人権など遅れている課題への対応が必要

https://x.com/HD_mount_Music/status/1776802090385657931

経済安保法修正案2024年04月06日 16:35

既に投稿したように、知る権利が制限されていて、メディアは政府に不利になる情報を報道しない状況になっています。

「経済安保法修正案」、「安保技術制度」は、科学技術についての知る権利を奪うものだと感じます。

以下の状況で、公益を守る運営ができないと考えます。

1. 傲慢な政府
・原発汚染水排出、沖縄辺野古埋め立て、など
  P.F.ドラッカーの「インテグリティ(真摯さ)」を全く感じません。

2. 政府は科学の基本を知らない
・科学は数学のように証明されたものではない。生命、自然は未解明なものが多く、確率的(信頼性を高くできる段階ではない)にしか分からない。
・物質の純度を0%、100%にすることは困難

出典
福島原発の運営者である東京電力の長年にわたる不正、無秩序な管理、監督の弱さにより、いわゆる「安全で信頼できる」排水排出という日本の主張の信頼性が損なわれていると李氏は述べた。
同氏は、能登半島を襲った地震や福島原発の浄化装置からの核汚染排水の大量漏洩に起因する安全性への懸念を含む最近の動向は、中国と国際社会の懸念を裏付けており、安全性を強化する必要性を示していると付け加えた。
リー氏は、廃水の排出は科学的な問題だけでなく、態度の問題でもあると強調した。
https://english.news.cn/20240305/a88e43b92b554309a72f37216591101a/c.html

辺野古新基地建設問題
https://www.pref.okinawa.jp/heiwakichi/futenma/1017409/1017415.html

日本政府は不都合な情報を隠蔽する傾向がある。中国の論文の方が科学的である。

発がんリスクは、年齢や排出シナリオによって異なるが、人口10万人当たり8.64~33.35人の範囲となる。
トリチウムのみが存在する場合、リスクは10万人あたり1件を下回る。
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2023.04.23.23288984v1

海洋における放射性核種の拡散則は依然として不明確である。
https://academic.oup.com/nsr/article/9/1/nwab209/6442253

国際的なプロジェクトによりコスト度外視で製造しても99.9995%である。
これらの個々の水晶玉は非常に濃縮されており、99.9995%のケイ素28と、天然に存在するケイ素に見られる他の同位体の最小値で構成されている。
https://www.nist.gov/si-redefinition/kilogram-silicon-spheres-and-international-avogadro-project

原発汚染水排出の科学的根拠2024年04月06日 15:58

既に投稿済みの中国からの指摘通り、東電と原子力規制委員会(原子力、原子炉関連医学、地質学が専門[1])では世界を納得を納得させることが難しいと考えます。

政府はトリチウムのみと言っていますが、微量の他元素の放射性物質が含まれています。
生命、自然は未解明な要因が多く、現状でははっきりした結論が得られない状況だと考えています。

しかし、態度の問題でもあると中国から指摘されている状態においては、以下事項を考慮して、国際的に説得できる論文を書くべきだと考えます(政府、規制委員会とは利害関係の団体が望ましいし、被害者の福島の人も参加すべき)。中国の先行論文も参考になると思われます。
・濃度と総量を考慮した海洋での放射性核種の拡散則のシミュレーション
・日本の関連規制値を下回るレベルの238Pu、239Pu、240Pu(アルファ線放出核種)、129I(ベータ線放出核種1)、60Co、129I、137Cs(ガンマ線放出核種)などの放射性物質[2]とプラスチック微粒子への吸着を考慮した食物連鎖による生物濃縮[3]
・放射線物質の人体への影響を専門とする医師の参加(福島医大など原子力と利害関係のない人)

[1] 原子力規制委員会の委員
委員長 山中 伸介(やまなか しんすけ):原子力工学、核燃料工学・材料分野の研究
委員 田中 知(たなか さとる):原子力研究の第一人者として活躍
委員 杉山 智之(すぎやま ともゆき):原子炉安全工学、リスク評価の研究
委員 伴 信彦(ばん のぶひこ):放射線影響・防護の第一人者(動力炉・核燃料開発事業団の在職経験があり、中立性に疑問がある)
委員 石渡 明(いしわたり あきら):地質学の第一人者として活躍。
https://www.nra.go.jp/nra/gaiyou/profile02.html

[2] IAEA REVIEW OF SAFETY RELATED ASPECTS OF HANDLING ALPS TREATED WATER AT TEPCO’S FUKUSHIMA DAIICHI NUCLEAR POWER
アルファ線とベータ線を放出する放射性核種のスクリーニング分析の結果、これらの放射性核種のレベルは、適用される最も厳しい規制値よりも低いことが示された: 238Pu、239Pu、240Pu(アルファ線放出核種)は4Bq/L、129I(ベータ線放出核種1)は9Bq/Lであった。
したがって、アルファ線とベータ線を放出する放射性核種はすべて、日本の関連規制値を大幅に下回るレベルで存在すると仮定できる。
ガンマ線放出核種のスクリーニングは、ガンマ線スペクトロメトリーを用いて試料を分析することにより実施された。ガンマ線放出核種である60Co、129I、137Csの放射能濃度が検出されたが、測定値はいずれも規制値を大幅に下回った。その他のガンマ線放出核種はすべて検出限界値以下であり、これもすべてのケースで規制値よりはるかに低い値であった。
https://www.iaea.org/sites/default/files/2023-11-01_iaea_analysis_-_k4-a_report.pdf
...
[3] 中日新聞(2024/3/21)人の血液からプラ微粒子

原発汚染水放出に関する中国論文2024年04月04日 15:07

日本のメディアの科学的に大丈夫だと説明だけでは、国際的な理解が得られません。

そもそも科学は、数学的に証明されたものではありません。
実験結果を帰納的にまとめ、法則化したものです。

ニュートン力学で説明できる現象であれば問題ないと思いますが、生命や自然は未解明な現象が多いです。

中国の論文では、発がんリスクが確率で記載いるし、海洋における放射性核種の拡散則は依然として不明確としている。

原発汚染水の健康への影響についての中国の論文
ABSTRACT
東京電力は、福島原発事故による放射能汚染水を2023年から浄化して海洋放出すると発表した。安全性や放射性核種の除去効率に懸念が残る。本研究では、137Cs、90Sr、トリチウムの総放射能を計算し、海洋輸送をシミュレーションした。海洋および海産物中の放射能濃度、海産物摂取による生涯線量、関連する発がんリスクを評価した。その結果、放射性核種は地球規模で分布し、深海まで浸透し、日本の東部沿岸で最も濃度が高いことがわかった。137Csと90Srが除去されなかった場合、関連する発がんリスクは、年齢や排出シナリオによって異なるが、人口10万人当たり8.64~33.35人の範囲となる。トリチウムのみが存在する場合、リスクは10万人あたり1件を下回る。放射性核種を効率的に除去することは、健康リスクを軽減する上で極めて重要である。この研究は、潜在的な健康リスクの証拠と予防のための勧告を提供する。
リスクは0ではないと明記(確率的にしか求められない)
https://www.medrxiv.org/content/10.1101/2023.04.23.23288984v1

福島原発事故汚染水の処理放流:巨視的および微視的シミュレーション(中国の論文)
海洋における放射性物質の拡散は、新しい科学分野である[2]。福島の放射性核種を内挿法で数値シミュレーションした後[3]、GEOMAR(ヘルムホルツ海洋研究センター・キール)は全球海洋循環モデルを採用し、福島の原子力発電所漏洩におけるCs-137の長期拡散過程を推定した[4]。2013年、Laiらは、福島地震と津波における沿岸浸水とCs-137の初期拡散を再現した[5]。早期警報や意思決定支援を得るために、拡散係数の時間変化や大気の安定性を考慮して拡散モデルを最適化する研究が行われてきた。福島第一原子力発電所の処理水放流に関する最近の研究では、4つの放流シナリオについてシミュレーションが行われている[6]。しかし、海洋における放射性核種の拡散則は依然として不明確である。海洋環境は長い時間をかけて複雑に変化するため、支配方程式による内部流れ場の記述は困難である。
https://academic.oup.com/nsr/article/9/1/nwab209/6442253

米大学院支援拡大(理系対象)2024年04月02日 16:58

中日新聞の記事

「日本は特に科学分野の研究で後れを取っている」(外務省関係者)と言っているが、圧倒的に遅れているのは文系学部だと思う(経済学や人権活動でのノーベル賞の受賞者はいない)。

知る権利などの人権に関する日本の法律が国際法と比べて著しく遅れている。
同性婚は、タイの下院までは通過している。
政府と特定団体の癒着(原発、電通、・・・)の問題もある。

放送法の内容はひどいし、現実が公にならないように総務省などが規制している現状は戦前・戦中を思い起こす。

科学技術については、独創性、進歩性、普遍性があれば、海外の技術者とネットでやり取りできるので、海外留学が必須ではない時代になっていると思う。

日本は、尖った個性を抑制する傾向があるので、国際的に通じる科学技術が生み出せず、同業者内での些細な争いになっていると思う。

このような状況を脱出するために文系学部の果たす役割(社会システムを変える)が大きい。

科学・技術者に足りないのは、専門知識でなく相手を感動させる表現力だと思う。
専門外の本を読み、英文ライティングを行い、情熱が伝わる文章を練習する(文法・タイポは些細なこと)。

STEM教育にArtsが加わりSTEAMに変わった理由です。