ElmerFEMのWSLディストロをDebian 13に更新しました ― 2026年03月09日 14:20
Elmer Discussion Forumに投稿してきたWSL2ディストロをDebian 13にアップデートしました。
- Zennに投稿した概要
ElmerFEMのWSLディストロをDebian 13に更新しました
Elmerは、オープンソースで公開されているマルチフィジカル問題向け有限要素ソフトウェアです。Elmerには、流体力学、構造力学、電磁気学、熱伝達、音響学などの物理モデルが含まれます。Elmerは並列計算をサポートしており、多くの問題において数千コアまでの優れたスケーラビリティが実証されています。Elmerは主にフィンランドのCSC – IT Center for Scienceによって開発されていますが、それ以外の組織も開発に関わっています Elmer FEM。
Elmerのフル機能は、VirtualBox用のVirtualMachineがあります ElmerVirtualMachines。
VirtualBoxの仮想マシンよりもWSL2の方が使い勝手が良いので、2024年の3月からWSLディストロ(Debian 12)をフィンランドのElmer Discussion Forumに投稿してきました Elmer WSL Debian 12 with Elmer Virtual Machine Scripts。その後も定期的にアップデートしてきました。
最新版は2026年3月7日に公開したDebian 13ベースのWSLディストロです Elmer WSL (Debian 13) – Modified Elmer Virtual Machine Scripts。
- 補足説明
特別な対応をした内容を記載しました。
また、他のオープンソースの電磁場問題向け有限要素ソフトウェアを紹介しました。
ネイティブLinux環境(デュアルブート)を楽しむ ― 2025年09月12日 13:17
VirtualBoxやWSL2などの仮想環境において、計算速度はネイティブ環境より若干遅い程度ですので、高度なグラフィック環境が不要なCAEなどの用途に使われています。 しかし、GPUのグラフィックは、実環境と比べて、機能・速度共に大幅に制限されます。
デュアルブートにすると、マシンのハードウェアに直接アクセスできるので、上記制限を回避できます。 UEFI/GPTが標準になってから約10年経過し、デュアルブートの環境構築が容易になりました。
素のGNOMEデスクトップで、比較的新しいGCCとLinux Kernelを採用したメジャーなディストリビューションはDebian 13とAlma/Rocky 10 (RHEL-10互換)があります。 リポジトリのソフトウェアの豊富さ、簡略化したコマンドが使用可能なDebian 13としました。
Debian 13のインストール、Nvidiaグラフィックの設定などを行い、希望した通りのNvidiaグラフィック性能が得られました。 記載していませんが、BlenderのレンダリングではCPUの3倍程度の速度が出ました。 詳細は、以下のリンク(zenn.dev)を参照お願いします。


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