国連の女性差別撤廃委員会2024年10月30日 20:38

選択的夫婦別姓と皇室典範改正に反対しているのは、日本会議・統一教会などの極右宗教と自民党およびその他の保守政党です。
国際標準、世論は、国連の勧告と同じです。

高市早苗氏は、政治家として旧姓(配偶者:高市拓、通称:山本拓)を使用しているにもかかわらず、女性が結婚後も旧姓を名乗れるようにする法改正に反対している(英国 Times)。

女性天皇支持の世論は、秋篠宮家への不信の影響もあります。
以下の署名参考
https://voice.charity/events/2212
https://voice.charity/events/2707

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古代の法令において、女系天皇を認められていました。

女帝の古代王権史/義江明子 ちくま新書
大宝令の「女帝の子」規定
天皇の兄弟と皇子は「親王」、それ以外は「王」とする皇族の身分・称号規定に
「女帝の子もまた同じ(く親王とする)」との本注が加えられた。
https://www.webchikuma.jp/articles/-/2314

継嗣令
唐令の場合には、このような篇目は存在せず、似たものとして『封爵令』があるが、日本には存在しない爵号の継承に関する規定である。皇親(皇族)の身分や、婚姻、及び諸臣の継嗣に関する規定が定められている。
まず、天皇(女帝も含む)の兄弟・子を親王とし、五世孫までを王とすると規定しており、かりに六世以上の場合で王の名前であったとしても皇親には含まれないとしている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%99%E5%97%A3%E4%BB%A4

衆議院選挙結果-自民党の大敗/ニューヨークタイムス2024年10月29日 17:08

ニューヨークタイムスの総括記事と読者のコメントを紹介します

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記事の概要

『激動の選挙がアジアで最も安定した民主主義を混乱に陥れる』

日本の有権者の間に根深い不満が、現状維持を長年続けてきた自由民主党に警鐘を鳴らしている。

わずか1か月前に自民党から首相に選出された石破茂氏は、党の惨憺たる結果の原因を長期化する政治資金スキャンダルのせいにしたが、アナリストらは有権者の不満はもっと根深いと指摘している。
「過去30年間の停滞と生活水準の低下、特に若者の生活水準の低下に不満が募っている」と、元外交官で現在は東京のキヤノングローバル戦略研究所特別顧問を務める宮家邦彦氏は言う。
「これは単なる政治資金スキャンダルではない」と三宅氏は言う。「これはもっと構造的で長期的な問題だ」

法政大学の政治学者、山口二郎氏は、自民党率いる歴代政権は「非常に安定しているように見えたが、これらの政権は実質的な政策変更を先送りし、日本の経済と社会に深刻な問題を残した」と述べた。

政権連立がどのような形をとるにせよ、日本の防衛予算を増額し、韓国との関係を修復し、ロシアの侵攻に対抗して世界で最も豊かな民主主義国とともにウクライナを支援するという、自民党の最近の動きが後退する可能性は低い。

ワシントンのウィルソンセンターでインド太平洋プログラムのディレクターを務める後藤志保子氏は、日本が国内の政治的不安定に対処するために内向きになることで、北朝鮮と中国からの高まる脅威に対する地域の防壁としての役割が損なわれる可能性があると警告した。
「日本が引き続き中心的な存在であり続けることが期待されていたが、選挙結果によってそれが疑問視されている」と後藤氏は語った。

XにGift Articleとして貼り付けています
https://x.com/HD_mount_Music/status/1850878729830244461

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読者のコメント

戦後、日本が自由民主主義になったからといって、それ以前は封建的な君主制が骨抜きにされていたという事実は何も変わらない。 階級制度が残り、同じ小集団の人々がすべてを支配し、所有していた。 この国はすでに工業化されつつあり、戦後の秩序は旧体制のもとで起こったであろうことよりもはるかに人々の生活を向上させたが、腐敗、縁故主義、階級制度をなくすことはできず、結果として停滞を招いた。

近年の日本の与党自民党は、人災政治を繰り返してきた。 国民の人権や命さえ軽んじ、自然災害やパンデミックなどの危機を過小評価し、多くの社会的弱者まで犠牲にし、国会を軽視し、憲法違反を繰り返し、不当な裏金や極右カルト集団に依存し、国民に格差や貧困を拡大させたまま、大企業や富裕層だけに史上最高の利益や内部留保をもたらした。 しかし、これだけ国民に害を及ぼしたにもかかわらず、自民党は残念ながら国会で過半数を失っただけで、処罰された自民党の政治家はわずかであり、解決した問題は何もない。

私が子供の頃、父は第二次世界大戦の海兵隊員で太平洋戦争を戦った経験があり、「日本製」と言えば、安い使い捨て商品を侮辱するものと考えられていた。 しかし、私が大人になる頃には、日本車は最も信頼できる最高の車になっていた。 だから私のような何百万人ものアメリカ人が日本車を買い、忠誠を誓ったのだ。日本のメーカーは故障するようなトランスミッションやエンジンを設計しなかったし、ビッグスリーはそうだったからだ。 今、日本は政治的危機に見舞われているが、それはどこの国でも同じような基本的な理由によるもののようだ。 政治家の金銭スキャンダル以外は、アメリカの政治家、最高裁判事、企業の最高経営責任者(CEO)の通常の行動のように見える。 もうひとつの例外は、敗北した政党の指導者たちが公の場で恥と後悔の念を表明し、おそらく修正を加えるだろうことだ。

長い間、劣化の兆しが見えていた。 私は年に3~4回日本を訪れ、少なくとも4カ月は過ごしている。 この30年間で、生活水準の低下、社会の高齢化、世界的な地位と影響力の喪失は明らかだ。 中国のEVが日本の自動車産業の大半を破壊するまで待ってほしい。 日本の産業基盤の多くは崩壊するだろう。 日本出身者として悲しいことに、私には未来がますます醜く見える。

リベラリズムの失敗に目を覚ますのは正しいが、世界的な極右勢力がそれを是正してくれると思ったら大間違いだ。

「永遠の化学物質」PFAS2024年04月27日 14:13

今、米軍・自衛隊基地周辺、ダイキンで問題になっているPFASは、英語のWikipediaが詳しいです。

1940年代に導入されたPFASは、不活性であると考えられていた。初期の職業研究では、曝露された工業労働者の血液中に、パーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)およびパーフルオロオクタン酸(PFOA、C8)を含むフッ素化学物質の濃度が上昇していることが明らかになったが、健康への悪影響は認められなかった。これらの結果は、3M工場で働く労働者で測定されたPFOSおよびPFOAの血清中濃度が、それぞれ0.04~10.06ppmと0.01~12.70ppm。しかし、PFASの「永遠の化学物質」としての特性(血清中消失半減期が4~5年)と広範な環境汚染を考慮すると、分子は、有害な健康結果をもたらすほどヒトに蓄積することが示されている。
PFOAの血中濃度の上昇と、高コレステロール血症、潰瘍性大腸炎、甲状腺疾患、精巣がん、腎臓がん、さらには妊娠による高血圧や子癇前症との間に関連性がある可能性が高いことを報告した。
https://en.wikipedia.org/wiki/Per-_and_polyfluoroalkyl_substances

米国地質調査所の新しい調査によると、全米の水道水の少なくとも45%には、過フッ素化アルキル物質(PFAS)と呼ばれる化学物質が1種類以上含まれていると推定されている。PFASには12,000以上の種類があり、現在の検査でそのすべてが検出できるわけではない。
https://www.usgs.gov/news/national-news-release/tap-water-study-detects-pfas-forever-chemicals-across-us

私たちが規制しているのは、12,000種類の「永遠の化学物質」のごく一部です。もっといい方法がある。
1930年代から40年代にかけて、デュポン社や3M社などの製造会社は、テフロン加工のフライパンやスコッチガード、消火用発泡スチロールなど、焦げ付きにくい製品の撥水剤としてこれらの物質の開発を始めた。PFASが「永遠の化学物質」と呼ばれる所以である。PFASは一度環境に入ると分解されず、水や土壌、そして私たちの体内に蓄積される。
https://www.nytimes.com/2024/04/21/opinion/pfas-cancer-forever-chemicals.html

日本は冷たい国2024年04月21日 14:03

世界的にみても寄付行動が低調とされる国、日本。
日本の順位は119ヵ国中103位
慈善団体に寄付をした  18% 103位
見知らぬ人を人助けした 24% 118位
ボランティアに参加した 17% 83位
https://book.asahi.com/jinbun/article/15112447

これには、利他の考え方が必要です。
仏教では、「忘己利他」(もうこりた)という言葉があります。
https://www.otani.ac.jp/yomu_page/b_yougo/nab3mq0000000s3z.html

ニューヨークタイムスにも利他が重要なことが書かれていました。
「生徒に教える最も重要なことはシラバスに書かれていない」
「利己的な野心やうぬぼれからは、何もしてはなりません。」「むしろ、謙遜のうちに、自分よりも他人を大切にしなさい。」
https://www.nytimes.com/2024/04/20/opinion/students-humility-american-politics.html

「心のある論理」と「心のない論理」
これを見て、「弱肉強食」と「切磋琢磨」を連想しました。
「私たちは皆、互いに助け合いたいと思っている。人間とはそういうものだ。相手の不幸ではなく、お互いの幸福によって生きたいのだ。」
by チャップリン

池井戸潤さんの「やられたらやり返す、倍返しだ!」は、弱肉強食の考え方だと思う。

日本のAIなどのIT技術は、クローズにしすぎたことと、多重下請け構造により人材が育たなかったことなどにより、海外と比べて遅れた思う。
切磋琢磨よりも、もっと自由でオープンな協力体制「共に栄える発想」が必要だと思う。
https://x.com/HD_mount_Music/status/1781868279776309690

政治には理念が必要2024年04月14日 13:54

政治と法律を私物化した自民党政権の弊害が明確になってきた。

昔の民主党時代にマニフェストが叫ばれたいたが、今はもっと根本的なことを考える必要があると思う。

憲法と国連の"Global Issues"*に沿った理念を策定して、長期計画を立案してほしい。
*
https://www.un.org/en/global-issues

国際的な方向に合わせないと「ガラパゴス化」して、ますます競争力を失います。
悪法はすぐに改正すべきである。
民主主義の後退も深刻。

日本経済新聞では、昔ながらの企業利益を重視する傾向がある。
しかし、各国から遅れが指摘されている日本のIT関係は、独自開発では「市場規模」「データの入手先」などの面で効率が悪い。

一つの方法としてオープンソースがあります。但し、考え方を「自己の利益」から「共に栄える」に変える必要があると思います。
オープンソースの代表的な成功例として、Linux**(スパコン、サーバー、家電、ルーター、ホビー用コンピューター、Androidのkernelなどに使われている)があります。
AIやCPU設計にもオープンソースがあります。

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https://ja.wikipedia.org/wiki/Linux