デジタルオーディオについて考える2022年06月09日 16:42

持っているSACDプレイヤーの説明に以下が書かれています。
データ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の最新バージョン「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。進化した独自のアルゴリズムによって補間ポイントの前後に存在する多数のデータからあるべき点を導き出し、限りなく原音に近い理想的な補間処理を行います。デジタル録音時に失われたデータを精巧に復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域、原音に忠実な再生を実現しています。

しかし、ピアノや歌声が冴えないです。パソコンによりDSD変換した方が音がよいです。

この原因について考えてみました。

SACDプレイヤー
リアルタイムの処理が必要なのでFPGAとかDSPの処理になると思われる
ファンが使えないので、高性能なチップは使えない
プログラムを作るのが難しい
聴覚補正のトライアンドエラーが限られる
    
パソコン
ファイル変換であればリアルタイムは必要ない
ファンを使えるので高性能のCPUを使える
Python+numpy+scipyのような汎用環境でプログラムができる
汎用コードもある?
聴覚補正のトライアンドエラーが容易にできる

SACD以外の好きなCDは、DSDファイル再生になりそうです。

パソコンからリアルタイムで再生する場合は、Linuxの方が生き生きした音に感じます。Windowsはセキュリティソフトやバックグラウンドサービスが多いことが影響していると思われます。

Linuxから再生するだけの場合は、軽量のXubuntu、Lubuntu、マルチメディア特化のUbuntustudioなどが良いと思います。
USBメモリ起動によりお手軽に試せます。

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