Kubuntu 26.04, ArchのKDE Plasmaを楽しむ(Zennスクラップ)2026年07月20日 07:09

Arch Linux KDE PlasmaでのSalomeMeca、GPUモード(グラフィック)で起動

KDEの歴史

 2008年にリリースされたKDE 4において、Plasmaという新概念を導入したが、当時のPCスペックでは荷が重く、KDEのブランドイメージが大きく低下した(Windows VISTAのような状況)。

 2024年にリリースされたKDE Plasma 6では、Qt 6で軽快かつWaylandによる高画質化が進み、ゲーマー、クリエイター、Windows 10ユーザーの有力な移行選択肢になった。特にWaylandの描画品質はGNOMEよりも高く、Plasma 6で完全復活したと言える。

KDE Plasmaを避けていたのは先入観だった

 私はこれまで、 バニラGNOME を使ってきた。GNOMEのシンプルさや、さまざまなアプリが動作した実績がある。KDEを使うと手間がかかるイメージだった。

 最新のKDEがよくなったという情報があるので、Kubuntu-26.04 および Arch の KDE を試した。

GNOME環境でも苦労する SalomeMeca の sif コンテナを動かすことができた。

Wayland/Xwayland の扱いがGNOMEより自然で、X11アプリが多いオープンCAE用途でも実用的な環境になった。


ご興味のある方は、Zennのスクラップをご確認お願いします。

https://zenn.dev/mount_music/scraps/2e2984db5c266c

最新のIntel oneAPIを用いてCAEアプリをビルドしました2026年05月25日 13:22

六面体一次要素56250による線形弾性解析

Intel oneAPI ToolKit 2026.0 (2026/05時点の最新版) を用いて、Debian 13とArch Linux の環境でCalculixとFrontISTRをビルドしました。 詳細は、Zennのスクラップ 【Linux用ビルドアプリ】Calculix, FrontISTR をご参照お願いします。

概要は以下の通りです。


Calculix

  • PaStiX(特にCUDA版)が速いといわれているが、公開されているバイナリで高速なものはない
  • Windows用については、PrePoMax付属のccx_dynamic.exeが比較的高速
  • Linux環境で最新のoneAPIを用いCalculiX Ver. 2.23をビルドすると、Windows版の2倍の速度になった。WSLのLinuxにおいてもWindows版より高速。

FrontISTR

  • Windows環境では、Calculixよりも高速であった
  • AMG-MLが非常に高速なのは魅力である

https://github.com/FrontISTR/FEM_FrontISTR/tree/master/sample/benchmarks/03_bikeframe

ElmerFEMのWSLディストロをDebian 13に更新しました2026年03月09日 14:20

ParMMGとZoltanによる並列版Adaptive Mesh Refinement (StatElecSolveParMMG3D)

Elmer Discussion Forumに投稿してきたWSL2ディストロをDebian 13にアップデートしました。

  • Zennに投稿した概要

ElmerFEMのWSLディストロをDebian 13に更新しました

Elmerは、オープンソースで公開されているマルチフィジカル問題向け有限要素ソフトウェアです。Elmerには、流体力学、構造力学、電磁気学、熱伝達、音響学などの物理モデルが含まれます。Elmerは並列計算をサポートしており、多くの問題において数千コアまでの優れたスケーラビリティが実証されています。Elmerは主にフィンランドのCSC – IT Center for Scienceによって開発されていますが、それ以外の組織も開発に関わっています Elmer FEM

Elmerのフル機能は、VirtualBox用のVirtualMachineがあります ElmerVirtualMachines

VirtualBoxの仮想マシンよりもWSL2の方が使い勝手が良いので、2024年の3月からWSLディストロ(Debian 12)をフィンランドのElmer Discussion Forumに投稿してきました Elmer WSL Debian 12 with Elmer Virtual Machine Scripts。その後も定期的にアップデートしてきました。

最新版は2026年3月7日に公開したDebian 13ベースのWSLディストロです Elmer WSL (Debian 13) – Modified Elmer Virtual Machine Scripts

  • 補足説明

特別な対応をした内容を記載しました。

また、他のオープンソースの電磁場問題向け有限要素ソフトウェアを紹介しました。

ネイティブLinux環境(デュアルブート)を楽しむ2025年09月12日 13:17

Windowsとは別のドライブにDebian 13をインストール

VirtualBoxやWSL2などの仮想環境において、計算速度はネイティブ環境より若干遅い程度ですので、高度なグラフィック環境が不要なCAEなどの用途に使われています。 しかし、GPUのグラフィックは、実環境と比べて、機能・速度共に大幅に制限されます。


デュアルブートにすると、マシンのハードウェアに直接アクセスできるので、上記制限を回避できます。 UEFI/GPTが標準になってから約10年経過し、デュアルブートの環境構築が容易になりました。


素のGNOMEデスクトップで、比較的新しいGCCとLinux Kernelを採用したメジャーなディストリビューションはDebian 13とAlma/Rocky 10 (RHEL-10互換)があります。 リポジトリのソフトウェアの豊富さ、簡略化したコマンドが使用可能なDebian 13としました。


Debian 13のインストール、Nvidiaグラフィックの設定などを行い、希望した通りのNvidiaグラフィック性能が得られました。 記載していませんが、BlenderのレンダリングではCPUの3倍程度の速度が出ました。 詳細は、以下のリンク(zenn.dev)を参照お願いします。

ネイティブLinux環境(デュアルブート)を楽しむ