ONELABの電場解析精度2023年09月12日 18:22

ONELABで球の電場解析(2D軸対称モデル)を行い、手計算値と比較しました。
メッシュは四角形の1次要素です(Salomeで作成しました。2次要素はNGだった)。

±1.5%程度でギザギザしていますが、中心値はほぼ計算値通りです。

メッシュが複雑になるとpvtu形式へのエクスポートができなかったので、WSLのDebian 12でGmshをコンパイルし、WSLのGmshからpvtu形式に変換しました。Paraviewからデータを抽出しました。

まだ、計算はしていませんが、ONELAB / GetDPの電場解析で有用なのは浮遊電極を設定できることです。

浮遊電極がない場合に限定されますが、今のところ以下のソフトが使いやすいと思っています。
・静電容量を計算する:ElmerFEM
・軸対称モデルで電位、電界を計算する:Salome_meca, PrePoMax
・3次元モデルで電位・電界を計算する:FrontISTR(MUMPSソルバーを使えば計算が速い)

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