新しいデジタルオーディオの提案2022年06月18日 20:19

昨日記載したようにCDのPCM、SACDのDSDともに妥協の産物であり、忠実に元の信号を表現できていないと考えました。
Sinc補間などの推定で生成しているので、推定データ合っているかでうかはわかりません。

インクリメンタル方式のエンコーダを応用して、5kHz+20kHz波の波形をLTspiceにより計算したところ、忠実に再現できました。

信号の増減の有無
元の信号と位相を揃えた積分値の差を2値化

増減の方向
元の信号と積分値の大小を比較して2値化

右端のフリップフロップによりSACDのサンプリング時間(1/2.822MHz)毎にデータを固定

計算式は、B電源に記載してあります。
なお、データが2bitになるのでデータ量はSACDの2倍になります。

積分ではなくデジタルデータの累積値の演算を用いれば時間遅れがなくなり精度が上がると思いますが、LTspiceではすぐには見つからなかったので諦めました。パソコンでプログムを組めばこのロジックを作れると思います。

2022/6/19追記
波形をよく見たら、directionのbit(信号の差が+か、ーか)のみでも良いように感じました。
これならSACDと同じデータ容量になります。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://unique-cae.asablo.jp/blog/2022/06/18/9501198/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。