ラ・フォリア (La Folia)2022年12月26日 19:20

"Concertos for Mallet Instruments - Evelyn Glennie/City Chamber Orchestra of Hong Kong"というアルバムを購入すると、"Marimba Concerto La folia"という曲が知っているメロディーでした。

Wikipediaで"フォリア"を調べると、イベリア半島起源の舞曲。 15世紀末のポルトガルあるいはスペインが起源とされるが、いずれかは定まっていない。「狂気」あるいは「常軌を逸した」という意味をもち、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことがうかがわれるが、時代を経て優雅で憂いを帯びた曲調に変化した。 フォリアは、低音部の進行および和声進行が定型化されるにつれ、これをもとに変奏曲形式で演奏することが広まった。とくに、アルカンジェロ・コレッリの『ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ』作品5(1700年)の12曲中最後に置かれた『ラ・フォリア』がよく知られているとのことです。

手持ちのSACDを確認すると、"La folia"が2枚ありました。
Palladian Ensemble – Les Elemens (Folies d'Espagne Composed By – Marin Marais)
https://www.discogs.com/release/12117080-Palladian-Ensemble-Les-Elemens

Vivaldi :Le Quattro Stagioni (The Four Seasons) Op.8/Cello Concerto RV.403/La Follia RV.63 :Sigiswald Kuijken
https://tower.jp/item/2231685/Vivaldi-%EF%BC%9ALe-Quattro-Stagioni-(The-Four-Seasons)-Op-8-Cello-Concerto-RV-403-La-Follia-RV-63-%EF%BC%9ASigiswald-Kuijken(vc%EF%BC%86cond)-La-Petite-Bande

今回購入した音源の英文概説によると、15世紀に始まったラフォリアは、パッサカリア風のコード進行の上にメロディーで構成される音楽の枠組みです。解釈は現代まで続いています。とのことです。

私にはMarin Maraisの曲がしっくりきます。
Marin Marais - Les Folies d'Espagneは、Youtubeにありました。
https://www.youtube.com/watch?v=Bng6P118R48

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